時代 / 1750~1913年
革命の時代
機械、権利、革命
蒸気の力が生産と移動を変え、印刷が新しい思想を広め、人々が権利と社会の未来を論じる。

収録した出来事
記録された年・月・日に従う時系列です。同じ年のなかでは、精度が不明な日付を後に置き、長期の過程はその始点で並べます。
大西洋奴隷貿易の拡大
植民地のプランテーションと奴隷貿易は、何百万人ものアフリカ人を強制的に移動させ、個人の自由の深刻な剥奪の上に大西洋経済を築いた。
マニラ・ガレオンと太平洋を渡る銀
フィリピンとメキシコを結ぶ航路は、絹や磁器などのアジアの品々をアメリカ大陸の銀と結び付け、太平洋を越える継続的な交流を育んだ。
機械、石炭、工業化
イギリスで工場、蒸気動力、石炭利用が徐々に広がり、生産の規模を拡大すると同時に、労働と環境をめぐる新たな問題をもたらした。
北米13植民地が独立を宣言
大陸会議は独立宣言を採択し、自然権と被治者の同意を根拠に独立を主張した。その後も戦争は続いた。
フランス革命と人権宣言
革命は旧体制に挑戦した。人間と市民の権利の宣言は、自由、法の下の平等、主権の理念を前進させる一方、誰に権利が及ぶのかという争点を残した。
ハイチ独立――奴隷とされた人々が大西洋世界を変える
戦争と度重なる闘争を経て、ハイチ革命は独立を勝ち取り、植民地の奴隷制を打ち破り、人種と奴隷化に基づく秩序に挑戦した。
スペイン領南アメリカの独立戦争と新国家
スペイン王権の危機を契機に、アメリカ大陸で自治と独立を求める闘争が起きた。ボリバル、サン・マルティンらが率いる軍は地域を越えて戦い、新たな国家を樹立した。
ブラジル独立――ポルトガル領アメリカの別の道
ペドロはイピランガでポルトガルからの分離を宣言した。ブラジルはスペイン領南アメリカとは異なる道をたどり、帝国として独立国家を樹立した。
イギリス植民地の奴隷制廃止と不完全な自由
長年の抵抗と奴隷制廃止運動が、イギリスに廃止法の成立を促した。植民地では奴隷身分が段階的に廃止されたが、強制的な徒弟制度が自由の実現を遅らせた。
ワイタンギ条約とマオリの主権をめぐる争い
イギリスの代表とマオリの首長たちは条約に署名した。権限の表現がマオリ語文と英語文で異なるこの条約は、植民地統治と権利をめぐる議論の重要な根拠となった。
パリの二月革命とヨーロッパの革命の波
パリでのルイ・フィリップの失脚が、ヨーロッパ各地の蜂起の波を加速させた。憲法、国家統一、社会改革を求める声は重なり合ったが、一つの共通綱領を形成したわけではなかった。
1857年のインド大反乱と植民地統治の転換
インド人兵士や複数の地域の住民が東インド会社の支配に抵抗した。反乱は鎮圧されたが、イギリス王室が植民地行政を直接掌握する契機となった。
『種の起源』と自然選択
ダーウィンは膨大な観察をもとに種の変化を説明し、生物の多様性を歴史的な過程として問うた。
アメリカ南北戦争と憲法による奴隷制廃止
奴隷制と連邦の存続をめぐる危機は内戦へと発展し、国の構造を変え、憲法上の奴隷制廃止を進めた。
明治維新と日本の変革
幕府の崩壊後、新政府は中央集権化と教育・産業の改革を進め、日本社会と対外関係を急速に変えていった。
ヴェルサイユでのドイツ帝国成立宣言
ナショナリズムと王朝の権力が、オーストリアを含まないプロイセン主導の帝国で合流した。国家統一は、すべての人への平等な政治権力を確立したわけではなかった。
パリ・コミューン:自治と内戦
戦争と包囲の後、パリの蜂起から、民主的・社会的な目標を掲げる選挙制のコミューン政府が生まれた。その短い統治は、「血の週間」の激しい弾圧によって終わった。
ニュージーランドの女性が国政選挙の投票権を獲得
継続的な請願活動がニュージーランドでの選挙法成立を後押しし、同国は女性に国政選挙の投票権を認めた最初の自治国となった。
オーストラリア連邦成立――六つの植民地が一つの国へ
イギリスの六つの植民地がオーストラリア連邦を形成して州となり、統治権限を連邦政府と州政府で分担した。
メキシコ革命と1917年憲法
長期支配に反対する革命は、土地、労働、国家権力をめぐる闘争と結びついた。1917年憲法は制度の再建における重要な段階となった。
中華民国の成立と帝政の終焉
孫文が南京で臨時大総統に就任し、その後、清の皇帝が退位した。共和国の成立は国家建設の新たな段階を開いたが、権力の分裂や戦争の問題を残した。